うつになる前にチェックしよう|心を解放する秘訣

「うつ」はチェックで把握できる

やる気がでないと感じたら

看護師

心が疲れているのかも

特に風邪などを引いていないのに、「体がだるい」「やる気がでない」「眠れない」「食欲がない(または過食)」などの症状が出てくる場合、心が疲れているのかもしれません。心が疲れると言っても一時的であれば問題ありませんが、その状態が2週間以上続く場合は『うつ』の可能性があります。『うつ』状態になると、何事もうまくいかないと感じるようになり、今まで当たりまえに出来ていたことすらできなくなってしまうことがあります。そのような状態を『うつ』と言います。『うつ』状態になってしまうと、良い方向に考えることができなくなってしまうでしょう。悪い方へ考えたり、不安に思うことが増えたり、どうにかしなくてはいけないと焦るようになります。この焦りがまた悪循環になり、症状を悪化させてしまいますので注意が必要です。まずは、自分でできる簡単なチェック方法でその傾向があるのかを確認してみましょう。チェック方法は簡単な問診から始めます。当てはまる項目ごとをチェックし、そのチェック数が多ければうつの傾向があると言われています。近年は、インターネット上のサイトで簡単にチェックすることが出来るのでチェックしてみましょう。体がだるくなりやすく疲れが溜まる、気分が沈んだり落ち込んだりしやすい、死にたいと考えることが増えたという場合には、うつ病を発症していることが多くあります。特に、疲労で体にまで影響が出ていて、その状態が長い間続いている場合は要注意です。すぐにでもクリニックを受診してください。うつは精神的なものだけではなく、体にも影響が出てしまいます。体の症状としては、睡眠障害・疲労感・食欲の減退(増進)・動悸・息苦しさなど様々なものがあります。また、頭や肩が重く感じるようになったり、痛みを伴うこともあったりするでしょう。一見、これだけの症状であれば別の病気の可能性もありますから、まずはそれらがないことを診断する必要があります。そして、もし体に異常がなければ、心の病である可能性が出てくるでしょう。治療をしていく上で大切なのが、心のケアと同時に体のケアも行っていくことです。ストレス社会の現代では、心の病にかかる人が年々増加傾向にあります。自分では気づきにくく、一時的なものだと放置してしまう人もいるようですが、おかしいと感じた時点で治療を開始することが良いとされています。また、繰り返してしまう人が多いのもうつの怖いところであり、自分の性格を変えていく努力も必要となってくるようです。また、周囲にいつもとは違うと感じる人がいた場合も同様で、早めの治療が好ましいでしょう。最悪な事態を招く前に自分で気付く、もしくは気付いてあげることが大切です。もし、周囲の人にうつ病の気配を感じた場合には、一緒に医療機関へ同行してあげるとよいでしょう。本人は自覚がないことがほとんどなので、本人の代わりに、気になる変化を医師へ伝えるべきです。また、本人に自覚がない場合は、通院を拒否されることもあります。そのような場合、無理に連れて行かず、しっかり話をして納得させた上で通院させましょう。無理に連れて行くと、余計に症状が悪化することもあるので注意が必要です。最近では、医療機関内でカウンセリングルームを設定していることがあるので、まずはそちらを利用してみてもよいでしょう。

ハート

精神的なケアは大切

うつ病の場合には、特徴があるため精神面のチェックをしていくことが大切です。日常生活で自分の行動や状態から判断していきましょう。うつの症状が発症、なりかけていると判断できる場合には、医療機関での治療や生活状況の改善をしていきましょう。

相談

ストレス状況を調べよう

現在病とも言えるうつ病ですが、その対策に重要なのは早期の専門医の受診や治療です。その為には自分のストレスの状態をきちんと知ることが欠かせません。現在では様々な調べる方法があり、例えば会社に義務化されたストレスチェックはその代表的なものです。